自社の強み・弱みを把握し、適切な現状認識を【中同協人を生かす経営推進協議会】

人を生かす推進協議会

　5月8日に東京で人を生かす経営推進協議会が開催され、各委員会（経営労働・社員教育・共同求人・障害者問題）正副委員長と中同協から14名が参加しました。

　最初に、宮崎由至中同協人を生かす経営推進協議会代表から「賃上げに挑戦できる企業づくりへ～今の経営課題をどうとらえ、『人を生かす経営』を推進するべきか」をテーマに問題提起がありました。この間の賃上げに関わる調査の結果（本紙5月5日号既報）をふまえ、「今こそ自社の強み・弱みを把握し、適切な現状認識をする必要がある。経営者独断での賃上げや赤字での賃上げは、社内で賃上げについて基準がなく財務公開がされていない証。発想の転換によるブランディングで価格決定権をもつ企業をめざしていきたいもの」と提起。各委員長からは現状や取り組みなどが報告されました。

　その後「大学・学校との『人育て』の連携について」をテーマに各委員会の活動の紹介と今後の課題を出し合いました。

　次に、各委員会の交流会のあり方を議論し、2016年に千葉で開催される「第5回人を生かす経営全国交流会」や4委員会合同研修委員会について各委員会で議論し、次回協議会（11月5日）で確認することとなりました。