入局から今日まで~失敗を通じて学んだもの【中日本ブロック新人局員フォローアップ研修交流会】

中日本ブロック新人局員フォローアップ研修交流会

 中日本ブロックでは、今年4月に行った新人事務局員研修会に引き続き、入局から8カ月、学んだことなどを参加者が主体的に交流し、ブロック事務局員の相互連帯をはかることを目的に、愛知同友会会議室で12月4日にフォローアップ研修交流会を開催しました。富山、静岡、愛知、三重から5名の新人事務局員と3名の事務局長を含む先輩事務局員6名、計11名が参加しました。

 「入局から今日まで~失敗を通じて学んだもの」をテーマに提出された事前レポートの発表と意見交換では、実務仕事の優先順位や時間配分での失敗談、会員訪問における経験を交流しました。とくに会員訪問では、「報告レポートを書くことに精一杯で目的を見失っている。経営者の貴重な時間をもらっているので、何か役に立ちたいと思うが自分から発信できない。疑問に思った事に直球で返すと会員を怒らせないか不安」といった率直な疑問に先輩事務局員のアドバイスを含め意見交換しました。

 また先輩事務局員からの「激励の手紙」を読み、「自分は嫌われている、採用して失敗だったと思われていると考えていたが、先輩が期待しているからこそ注意してくれていることが分かった。もっといろいろなことに興味をもって自分を変えていく必要性を感じた」という感想が聞けました。

 最後に先輩事務局員から、「失敗を恐れず挑戦し続けてほしい。逃げなければ困った時に会員や先輩事務局員が助けてくれる。会員と会話するには『雑談力=人間力』をつけ、個人の教養を高めてほしい。最高の喜びは人との関わり、仕事において喜びが増えることが自身が変わった証」といったアドバイスがあり、個々に抱く疑問や迷いが少し解け、翌日からの仕事へ前向きに取り組む意欲が湧いた研修会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 12月 25日号より