全国のこだわりと課題を共有【中同協広報委員会】

中同協広報委員会

 2月26日に東京で、2015年度第2回広報委員会が開催され、19同友会と中同協から40名が参加しました。

 内田勲・中同協広報副委員長が座長を務め、「全国プレゼンテーション」として各同友会が広報活動についての実践事例を報告しました。事前に機関紙やホームページなど広報委員会に関わる媒体についてフェイスシートにこだわりや課題をまとめ、委員会の悩みなど率直に話しあいました。

 報告では、ホームページに掲載している同友会紹介ビデオを上映し増強活動に役立てている愛知同友会の事例やそれぞれの同友会で工夫した「入会案内」など参加者は学びあいました。

 プレゼンテーション終了後、加藤昌之・広報委員長から「皆さんの実践は素晴らしく、その反面全国的に広報委員会の位置づけが高くないこともわかりました。広報のよさを仲間に伝え、同友会を共感によって広げていく。広報はまさに組織強化だと思います。今後も実践を」と問題提起しました。その後、全体で意見交換を行いました。

 次に、今後の組織強化・広報・情報化などに関する全国交流会のあり方を議論。さまざまな意見が出され、今後も交流会を開催する方向で検討していくことが確認されました。

 また、中同協財務問題に関わって提出された「中小企業家しんぶん」への意見を検討。改めて「中小企業家しんぶん」を発行する意義を確認しました。

 次年度のDoyu Newsの企画や発行予定の書籍を確認し、最後に貞池龍彦・広報副委員長が「課題をまとめたフェイスシートを今後も継続して記入し、委員会でPDCAを回せるよう今後も取り組みましょう」とまとめ閉会しました。

 次回広報委員会は7月15日の中同協第48回定時総会終了後に大阪で開催する予定です。

「中小企業家しんぶん」 2016年 3月 5日号より