県と初の共催!幕張メッセで合同企業説明会~千葉で働きたい411名の学生が集まる【千葉】

【変革と挑戦―各同友会の実践事例から】64

千葉同友会

 3月4日、千葉同友会共同求人委員会と千葉県が初めて共催で合同企業説明会を行いました。参加企業は、会員企業42社。2017年春卒業予定の県内外の大学3年生、専門学校2年生を中心とした411名の学生が参加しました。(昨年同時期の参加人数の約2倍)

 今回は、広報活動にも力を入れ、長年継続して取り組んでいる学校訪問やポスター郵送に加えて、電車内中吊り広告や駅構内広告掲載などにも挑戦。イメージカラーが黄色のポスターには、実際に同友会の合同企業説明会に参加したことがきっかけで入社した会員企業の社員2名をモデルに起用しました。また、1月から2月にかけて学生に中小企業の魅力を伝える「魅力発見フェア」も3回開催しました。(写真)

 今回初めて参加した企業の経営者は「学生が来てくれるか不安だったが、ブースに座って真剣に話を聞いてくれた。社内整備を進めていく覚悟ができた」と話しました。また、参加した学生からは「現在は、千葉の実家から東京の大学に通っているが、就職先は自宅から近い職場を希望している。千葉の企業が多く集まると聞いて参加を決めた」「社長や若手社員の話を直接聞けるのはうれしい」などの声が聞かれました。

 6月17日には、千葉県大学就職指導会(県内28私立大学就職課の先生方の団体)との共催で会員企業バスツアー&合同研究会を行うほか、「1社ではできないことを共同の力で」を合言葉に共同求人活動が広がっています。

 最近では、報道機関や会員外企業からの問い合わせも増え、同友会全体のPRにもつながっています。

「中小企業家しんぶん」 2016年 4月 5日号より