最賃や低生産性どう考えるか~全労連と懇談【中同協】

 1月13日、中同協と全国労働組合総連合(全労連)との懇談が行われ、今後の問題意識など懇談しました。

 全労連からは小畑雅子議長など6名、中同協からは広浜泰久会長、中山英敬幹事長など6名が参加しました。

 全労連からは、黒澤幸一事務局長が「国民春闘と最低賃金」として、雇用の現状や来年度の方針などについて紹介があり、中同協からは林哲也経営労働委員長が「働き方改革」と「中小企業の低生産性」の問題について提起しました。石渡裕政策委員長からは「中小企業再編政策の動き」とコロナ禍での政策要望提言が紹介され、意見交換しました。

 また、中小企業再編問題や低生産性、最低賃金の引き上げと全国一律最賃制度については、企業の自助努力と労使双方の労働力の質の向上とともに、社会的環境の整備の必要性など問題意識を出し合いました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 2月 5日号より