本質を学び熱量高く 強い経営実践への糧とする!~広げよう学びの輪 磨こう経営の力【埼玉同友会 全県経営研究集会】

10月19日、埼玉同友会全県経営研究集会が「本質を学び熱量高く 強い経営実践への糧とする! 広げよう学びの輪 磨こう経営の力」を開催テーマにむさし野地区会設営で大野埼玉県知事・並木新座市長を来賓に招いて開催されました。県内16地区会より323名が参加しました。

第1部の分科会は県内外の報告者で見学分科会を含む6分科会を開催。

第1分科会は「行政に届けよう! 自社の出来る事を~モノも人も想いも地域循環できる社会へ~」【政策委員会】。第2分科会は「誰もが地域や未来の「ちから」になれる! ~人を生かす経営の総合実践~」【経営労働委員会・障害者雇用推進委員会】。第3分科会は「学生の『就職観』の考察~若者の価値観を知り、共に成長する~」【共同求人委員会・社員教育委員会】。第4分科会は「地域価値創造企業への挑戦~関わる人達と描くビジョン経営 同友会の学び方~」【青年部】。第5分科会は「エネルギートランスフォーメーション 水素とカーボンニュートラルは時代を変える。近未来に迫る変化に備えるために」【仕事づくり委員会】。第6見学分科会は「地域の未来に繋ぐ60年企業の改革の今~ゴミ処理からリサイクル、そしてその先へ~」【むさし野地区会】のテーマで大いに学び合いました。

第2部の全体会および記念講演は「絶対にあきらめない。地域になくてはならない銚子電鉄存続への挑戦! ~預金残高50万円負債 2億円の銚電を立て直すには、アイデアを売るしかない~」をテーマに銚子電気鉄道(株)代表取締役竹本 勝紀氏(千葉同友会会員)が幾度も起こるさまざまな試練に社員と共に立ち向かう事例を笑いとユーモアを交えながら報告しました。経営を諦めない経営者のあり方は参加者に多くの刺激となりました。

第3部の懇親会はコロナ禍を意識して、埼玉同友会としては今までの立食形式から希望着席形式に変更して開催しました。飲食時以外はマスク着用で不自由もありましたが、久しぶりの県内各地の懇親交流は大いに盛り上がりました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 11月 15日号より