未来を担う希望の星【青森同友会】

 3月30日、青森同友会の「2018年 合同入社式&フレッシュ社員マナー研修」が県総合社会教育センターで行われました。当日は15社、33名の新入・中途社員が参加し、希望を胸に抱いて社会人への新たな一歩を踏み出しました。

 式典の冒頭、大坂憲一代表理事((株)大坂組代表取締役社長)が「皆さんは会社にとって、未来を担う希望の星。今日の日を、輝ける未来への第一歩として、しっかりと心に刻んでいただきたい」とあいさつしました。続いて、新入社員を代表して、(株)エーアイサインの梶浦せりあ氏が「これまでお世話になった皆さまに、仕事を通じて恩返しできるよう昨日以上の今日、今日以上の明日へ向かって、一生懸命がんばりたい」と決意表明を行いました。新入社員の紹介では、一人ひとりの名前が読み上げられ、新入社員たちは緊張した面持ちで返事をしていました。

 式典後の講和では千葉裕仁氏((株)若山経営執行役員部長)より、「社会人の心がまえ」と題して、社会人の心得である「報告・連絡・相談」や、会社の目標や目的・人生の目的を考えた上での「働くことの意味」が紹介されました。続いて「マナーとは何か」と題して、栗谷秀実・青森同友会事務局長より、「自分自身をさらに成長させるためには、マナーと向き合い、人と向き合うことが大切」と、これから社会に出て働く新入社員にアドバイスをしました。

 昼食後に行われた実技研修では、石澤千鶴子氏((株)エーアイサイン常務取締役)が講師を担当し、「マナーの根底にあるものは相手への思いやり。思いやりを持って応対してほしい」と基本的な考え方を紹介しました。その後、あいさつや名刺交換、電話対応など、接客応対のマナー研修を行いました。

 新入社員からは「勉強になることばかりだった。今日学んだことを日々の業務に生かしたい」「異業種のたくさんの同期ができたことがうれしい。一緒に青森県を盛り上げていきたい」「社会人10年目だが、初心の気持ちを思い出した。マナー研修を受け改めて大切さを感じた」などと声が寄せられました。

 研修会の最後には同席した経営者、先輩社員の一人ひとりから、「明日から一緒に働くことが楽しみ。分からないことは何でも相談してほしい」など、力強いはげましの言葉がかけられました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 4月 15日号より