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【気象データのビジネスへの利活用可能性】第2回 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)より

 産業界での「気象データ」活用を推進する活動を行う「気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)」について、全3回の連載で紹介します。

 第1回では「各企業が持つ貴重なデータと気象データを比較し分析する」ことで、業務プロセスを改善・効率化し、生産性の向上が期待できることを紹介しました。第2回では、気象データがビジネスで活用可能な場面を紹介します。

 例えば雨が降ると来客数や売上高が下がったりすることがあると思います。過去の降水量等のデータは気象庁HPから無償で手に入るので、それと来客数データ・売上量データを並べて分析し、「雨がどのくらい降れば、来客数や売上がどの程度下がるか」などを把握することが可能です。把握ができれば、気象庁HPで確認できる雨の予報を基に、雨の日割引サービスを行ったり、店頭のディスプレイを変更したりして客数や販売数を確保する取り組みを行うことができます。

 ほか、気温のデータも、商品の売上と強いかかわりがあると言われています。例えば飲料の自動販売機では、販売データと気温データを分析し、「22度を大きく下回るタイミングで、ホット飲料の販売数が増加する」ことがわかりました。その分析結果に基づき、気温が22度を大きく下回る予報が出た際に通常より早くホット飲料の販売を開始することで、自販機1台あたりの販売数を平均50本以上(月間売上本数の約10%)増やすことができた実例もあります。

 このように気象データの活用可能性は大いにあります! 次回はより具体的な各企業の気象ビジネス事例を紹介します。お楽しみに!

気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)事務局
(気象庁総務部情報利用推進課 気象ビジネス支援企画室)

下記URLから詳細(カラー版)もぜひご覧ください
https://www.data.jma.go.jp/gmd/risk

「中小企業家しんぶん」 2018年 12月 15日号より

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