企業実践を発信し仲間を増やそう 5万名必達へ向けて【中同協第5回幹事会・緊急事務局長会議】

 6月5日、東京・田町で中同協第5回幹事会が開かれ、46同友会と中同協から148名が参加しました。

 最初に、熊本同友会から震災の記録集発行についての報告があり、全国からの支援に対して謝辞が述べられました。

 幹事会は第1議題に「今年度末全国5万名会員達成」をすえ、中山英敬・中同協幹事長が、期首割れの現状に対し、いかに代表役員が決意し、自らの企業実践を発信して、同友会で学ぶ仲間を増やしていくべきかを問いかけ、さらにこの間行っている「組織強化・会員増強全国交流会」を「会員増強決起集会」(8月22日、東京)として実施することを提起しました。

 その後、グループ討論を行い、 目標達成に向けた決意を固めました。

 また、7月4~5日の中同協第51回定時総会に向けた諸準備の一環として、総会議案、予・決算、役員候補者、総会宣言を確認。「同友会運動の将来展望」と「中小企業家の見地から展望する日本経済ビジョン」を総会で発表することとしました。

 懸案であった中小企業問題全国研究集会の2021年と2022年開催については、21年を福島同友会が「東日本大震災から10年」として、22年を大分同友会が設営を引き受けることとなり、51回以降の全研の継続開催が決まりました。

5万名必達へ向けて緊急事務局長会議

 幹事会終了後、「5万名必達へ向けて」とした緊急全国事務局長会議が行われました。参加した43同友会の事務局長らはそれぞれ目標達成シートをを準備し、現状を出しあい、各同友会の会員増強目標達成に向けて議論しました。

 会議では最初に中山・中同協5万名推進本部長が問題提起し、その後、東京・沖縄の実践報告が行われ、グループ討論(規模別)も含め目標達成に向け熱くすごした3時間。何のための同友会運動なのか、いかに会員とともに会を広げ強くし、企業を変え地域を変えていくかを語りあい、決意表明しました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 6月 25日号より