【コロナに負けない!】例会などの活動が再開できるまで役立つ情報をこまめに郵送【高知】

 高知同友会では、2月25日に正副代表理事と事務局で新型コロナウイルス感染症感染拡大に対する対策を話し合いました。そのころは県内感染者も少なく、極端な自粛はしないというものでした。その後感染が拡大、しばらく新たな感染者が確認されませんでしたが、3月29日に再び確認されると、アッという間に高知市を中心に拡大しました。感染拡大を受けて、同友会も活動を自粛。終息が見えず、個人の行動の自粛や休業要請の出る中、4月には会費を徴収します。月5,000円の会費を集めている以上、活動自粛の中でも会員に何か届ける必要があるのではないかと考え、新型コロナウイルス感染症に関する情報や、役立ちそうな情報を郵送することにしました。今は、同友会運動よりも、会員の皆自身に、自社と社員を守ってもらうために、手段を講じてもらおうと、発送の間隔も10日から2週間に1回と、短い周期で送っています。

 2回目は、感染のリスクに対して危機感が薄いように感じたこともあり、自社で感染者が出た場合の対応について冊子を作成し送付、開封してもらうために、封筒に赤字で印字したシールを貼り、目立つようにしています。また、発送した文書は、発送と同時にe.doyuに登録、事務局のFacebookページでもお知らせするようにしています。

 高知同友会は会員数が少ないですが、そのおかげで郵送の準備も短時間ですみ、こまめな発送が可能です。例会などの活動が再開できるまで、今後も情報発信を行う予定です。

「中小企業家しんぶん」 2020年 6月 15日号より