伝える力・発信力をどう高めていくか【第1回中同協広報委員会】

 10月14日にオンラインで第1回中同協広報委員会が開催され、26同友会と中同協から77名が参加しました。

 はじめに宇佐見孝・中同協広報委員長からあいさつがあり、第1部は千葉、新潟、静岡、大阪、兵庫、香川の6同友会から、公式YouTubeチャンネルに関わる実践報告がありました。西良旺子・中同協広報副委員長から問題提起の後、「同友会として会員増強に向けて動画の活用のあるべき姿を考える」をテーマにグループ討論を行いました。討論の発表では「何のために動画をつくるのかどのような情報を届けるのか方針やルール化が大事」「情報発信には広報委員会が主体的に動く」「動画は感性に伝えるもの。同友会の魅力を切り取って一瞬で伝えられる動画と、全体像を文字で伝えるホームページや機関紙の両輪を回していくことが大切なのではないか」という意見が出されました。

 その後、中同協からはDOYUNETリニューアル進捗状況の報告、「中小企業家しんぶん」連載企画などの紹介、またメールマガジン「DoyuNews」連載企画の紹介や中同協公式LINE配信を11月から再開することなどの報告がありました。

 第2部は、Zoomを利用したオンライン企業見学会を実施。(株)大山こむぎプロジェクト代表取締役の笠谷信明氏(鳥取同友会会員)から「地域にとってなくてはならない企業になる!」と題して報告が行われました。

 最後に内田勲・中同協広報副委員長が「思いや活動は伝えることで、共感や協力を得られることは間違いありません。その芯になるのは地域愛、同友会愛、広報部愛といったエネルギーです。今後もそのエネルギーをもとに、広報として活動していきましょう」とあいさつし、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 10月 25日号より