8月8~9日、石川県にて2024年度全国事務局員「学びと成長」研修会が開催され、14同友会と中同協から40名が参加しました。
1日目は、まず自己紹介や近況報告などの交流を行いました。その後、一戸大佑・宮城同友会事務局長が「中小企業家同友会事務局員の『学びと成長』のガイドライン~事務局の共育ちの環境づくり~」をテーマにオリエンテーションを実施。「自分の頭で考え自分の言葉で語ろう」「ガイドラインの活用を」と呼びかけました。
第1講では石川同友会特別理事・橋本昌子氏((株)スパーテル代表取締役)が報告し、創業から現在までの取り組みや事務局に対する期待を語りました。その後、第2講として池田泰秋・中同協事務局長が同友会の歴史や理念、事務局員の役割について報告。続くグループ討論では仕事の現状や悩みについて活発な交流が行われました。
2日目は、第3講として先輩事務局員による体験報告があり、中野勇樹氏(広島同友会)、金成宏美氏(中同協)、眞山大智氏(千葉同友会)が報告しました。
最後に内輪博之・愛知同友会専務理事から「同友会運動とは、理念とは、主体者とは何か」についてまとめがあり、閉会しました。
終了後はオプション企画として能登半島地震で甚大な被害に遭った七尾市の和倉温泉を訪問。復興の先頭に立っている(有)白崎シーサイドホテル 多田屋代表取締役社長・多田健太郎氏(石川同友会)より、人々が未来を描ける地域をめざして地域・旅館同士が連携した開放・回遊型の観光地を計画中との報告を聞き、改めて地域づくりについて考え直す機会となりました。
「中小企業家しんぶん」 2024年 9月 15日号より