香川同友会が1600名達成で記念祝賀会この喜びと連帯の心で全国総会成功へ

地域を活性化させる増強運動

 7月に中同協第39回定時総会を設営する香川同友会では4月14日、「香川同友会1600名達成記念祝賀会」を高松市内のホテルで開催し、中同協をはじめ5同友会の代表理事、事務局長などがお祝いに駆けつけるなど、160名が参加しました。

 冒頭、川北哲代表理事が、「志高い目標を設定し、達成する喜びを連帯の心で分ち合いたい」と主催者あいさつ。来賓からの祝辞では、国吉昌晴中同協専務幹事が、「香川で昔語られていた『踊り場の無い増強』が印象的ですが、今回の教訓は、量が質的な強さをもたらし、地域を活性化させるのは増強運動だと自信を持って語れること」とあいさつしました。

 今回の増強では、全国総会の設営を担当する香川同友会が取り組むべき課題として、「会勢の1600名目標」を昨年3月の理事会で承認。その後、団結(感情の統一)を目的に役員1泊研修会を開き、「7月の全国総会に照準を合わせるのではなく、3月末までにやり遂げよう」ということになりました。

 期首の会員数が1362名でしたので、純増238名というかなり厳しい状況でしたが、本格的な活動になったのは、2月に開催した「第1回会員増強デー」からでした。第1回という新鮮さもあり、多数の会員が積極的に動き、1日に43名という成果を出すことができました。

 この結果に手ごたえを感じ、「やれるぞ!」という空気が香川同友会全体に浸透。その後は毎日のように「増強ニュース」を全役員に流し、会員増強ができている、という実態と共感を伝え続けました。

 最後の増強デーとなった4月6日には、残り58名の手続きに多くの会員が真剣に挑み、夜の報告会の時点で遂に1600名を達成。「喜び、安堵、達成感、心地よい疲労感」が交じり合った感慨深い報告会となりました。

 そうして迎えた1600名達成記念祝賀会では、最後に総会実行委員長の藤澤正代表理事が、全国総会の成功と新たな増強課題に挑戦する決意を述べ、盛況のうちに閉会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 4月 25日号から