「9同友会ごぼう抜き」で350名会員を達成【山口】

青全交成功に向け決起集会

 「第35回青年経営者全国交流会」(青全交、9月13~14日、山口県下関市)成功へ向けた決起集会が8月9日、山口同友会で開かれ、大阪、岡山、広島、島根、香川の同友会と中同協からの来賓も含め、91名が参加しました。山口同友会ではこの日までの会員数目標300名(期首240名)を50名も上乗せして達成。「9県ゴボウ抜き、350名達成!」のくす玉の垂れ幕に、大きな拍手がわきました。

 地元山口の詩人である金子みすゞの詩の一部をとって、「みんなちがって みんないい~人間尊重の経営は“共育”を原点に」をテーマに開かれる青全交。1日目は「経営指針」や「社員教育」「青年部活動」などをテーマに14分科会が開かれ、2日目は金子みすゞの研究家などによる対談、映画「ヘレンケラーを知っていますか」が上映されます。

 設営を担当する山口同友会では、この決起集会を「会勢300名達成祝賀会」として開催することとし、金巨功代表理事をはじめ中心役員がリーダーシップを発揮。岡山、広島、鳥取、香川など中四国の同友会からの増強支援も得て全県拡大デーに取り組むなど、「退路を断って」目標必達で臨み、6月26日には早くも300名会員を達成。決起集会当日は、会勢350名と、大幅に目標を上乗せすることができました。

 「何が何でも目標をやりきる姿勢に学んだ。同友会運動と企業経営はまさに車の両輪」など、来賓の各代表理事からは祝辞が述べられました。

 当日は、増強に大きく貢献した会員の表彰式も行われたほか、この日誕生日を迎えた金巨代表理事が胴上げされ、青全交の成功に大きく弾みがつく集会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 8月 25日号から