【全国事務局長会議・中同協】次年度の活動方針を議論

 12月15~16日、全国事務局長会議が東京で開かれました。

 次年度の中同協の活動方針を検討することを主眼に、昨年度からこの時期に開かれています。

 1日目は、中同協国吉専務幹事のあいさつに続いて、中同協蓮見事務局長が「今年度の活動の特徴と来年度の活動方針素案」について報告。宮城・若松、長野・小林、京都・荻原の各事務局長から、今年度上半期の活動報告がありました。

 討論では「全国どの地域も疲弊している。中小企業の力で新しい仕事を創(つく)り出すことは待ったなしの課題」「“中小企業における労使関係の見解”を生かした企業づくりをさらに押し進めなければ」「企業づくりに役立つ例会の一層の充実を」などの意見が出され、地域再生に果たす同友会運動の役割を確認するものとなりました。

 2日目は、役員と事務局、事務局相互の育ちあいをテーマに、宮崎・結城、北海道・佐藤の両事務局長の報告をもとに討論。役員と絶えず運動の方向性を語り合うことや、事務局内民主主義の大切さなどについて話し合いました。

 局長会議終了後開かれた「Jプロジェクト」(事務局の任務と役割を検討するグループ)の会議では、読んで励まされるもの、力が湧(わ)いてくるものを作ろうと、活発な意見交換が行われました。次回のJプロジェクトは3月24日、北海道同友会元代表理事の大久保尚孝氏を招いて行うことになりました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 1月 5日号から