中小企業の元気が地域をつくり、日本を変える~第37回中小企業問題全国研究集会のご案内

 今年は、日本中小企業家同友会が東京に誕生して50年の節目の年。2月8~9日、沖縄で開かれる「第37回中小企業問題全国研究集会」(全研)は、沖縄同友会創立20周年と合わせて、盛大に開催されます。新春てい談「企業、地域、国の未来をデザインしよう」では、50年の歴史をふまえ、2010年5万名会員の達成と「中小企業憲章」制定学習運動など、大きな未来をつかむ年にしようと決意を新たにしています。

美しい島・沖縄で大きな輪を

 1957年4月、「我等の会は、中小企業家の、中小企業家による、中小企業家のためのものであることを宣言」し、「『天は自ら助くるものを助く』の自覚を新たにする」と謳(うた)って、日本中小企業家同友会(現、東京中小企業家同友会)が誕生してから、今年でちょうど50周年を迎えます。そして、沖縄同友会も創立20周年にあたります。

 私たちは、この記念すべき節目の年に、第37回中小企業問題全国研究集会を沖縄の地で開催できることをうれしく思うとともに、責任の重さを感じています。同時に、半世紀を歩んできた同友会が新たな半世紀に向けて大きく発信する意義を持っている全国研究集会だと考えています。

 私自身が、この全国研究集会の実行委員長を引き受ける動機になったのは、何よりも同友会のめざす21世紀型企業づくりへの共鳴であり、同友会運動と同友会理念のすごさを体感しているからです。

 「中小企業の元気が地域をつくり、日本を変える~広げよう! 大きな輪(和)、学びあおう! 中小企業憲章」をメインテーマに、1日目は18の分科会で学びあい、2日目ははじめての試みである演劇「現代版組踊(くみおどり)」を鑑賞することになっています。

 沖縄の伝統文化である「組踊」を、現代のミュージカルも取り入れ、子どもたち(小・中・高校生)が演ずる現代版組踊は、参加者全員を感動の坩堝(るつぼ)にすることは間違いないと信じています。

 めんそ~れ沖縄「島人の宝」~心清さ(ちむぢゅらさ)・心愛さ(ちむがなさ)・島美さ(しまちゅらさ)~の心で、全国の皆様をお待ちしています。

 沖縄の2月は、もう春です。美しい島で同友の大きな輪を広げて参りましょう。

第37回中小企業問題全国研究集会実行委員長 新城 博((株)トリム社長)

第37回中小企業問題全国研究集会
日時 2月8日(木)13時 ~9日(金)正午
会場 沖縄コンベンションセンター(メイン会場)

*18の分科会(1日目)と、現代版組踊「大航海レキオス」と対談(2日目)
*お申し込みはご所属の同友会事務局まで

 なお、見学分科会(第18分科会)の参加登録は定員に達し、締め切られました。
 詳細は下記ホームページ

zenken.okinawa.doyu.jp

「中小企業家しんぶん」 2007年 1月 5日号から