【大阪】商工会議所、金融機関も後援~中小企業家経営フォーラム

 2月2日、全大阪中小企業家経営フォーラムが都ホテル大阪を会場に開催されました。メインテーマは「元気な中小企業こそ大阪の主役」、729名(うち来賓32名、会外ゲスト参加80名)が参加しました。「全大阪経営研究集会」の時期と合わせて今回で20回目。主催は大阪府中小企業家同友会、後援は近畿経済産業局・大阪府・大阪市・大阪商工会議所・大阪信用金庫・大阪市信用金庫・大阪東信用金庫。大阪商工会議所が後援に加わったのは初めてのことです。

 全体会では、(株)宮崎本店・社長の宮崎由至氏(三重同友会・代表理事)による記念講演が行われました。宮崎氏は、「伝統産業を生き抜く『正統派異端系』経営~同友会と共に未来をひらく、私の経営実践」と題し、「顧客満足(CS)」「社員満足(ES)」「社会貢献」について語り、「顧客満足は社員満足につながり、さらに社長満足にもつながるのではないか」と結んで参加者の共感を呼びました。

 引き続き、10の会場に分かれて分科会が行われました。部門別のテーマによる5つの分科会に加えて、5つのブロックがそれぞれ分科会について企画から当日の運営までを担当したことが今回の特徴でした。行政関係、金融機関からも多くの人が参加し、分科会の中で一緒にグループ討論を行う姿が見られました。

 懇親パーティーでは、記念講演と全分科会の報告者を檀上で紹介、(有)東西屋による「ちんどん屋」実演もあり、場内が湧(わ)きました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 2月 25日号から