【2007全国事務局長会議】「労使見解」ベースにした事務局づくり

 12月14~15日に全国事務局長会議が東京の主婦会館で開かれ、40同友会と中同協から47名が参加しました。

 1日目は全同友会事務局長から提出された活動アンケートをもとに、蓮見・中同協事務局長が、今年度の活動の特徴と来年度方針の柱を報告。続いて、以下4本の実践報告をもとに、「わが同友会の強みは何か」をテーマに、グループ討論しました。

 (1)中小企業振興条例制定プロセスにおける役員と事務局長の育ちあいについて(川西・千葉同友会事務局長)、(2)共同求人活動を通じ、「いい人に育てる」企業づくりで会の強みをつくる(国広・広島同友会事務局長)、(3)中期ビジョンで、支部と委員会の連携を図り、参加機会と情報(e.doyuの活用)を平等に提供する組織運営について(池田・新潟同友会事務局長)、(4)地域の発展のために仲間を増やす会員拡大の取り組みについて(南・熊本同友会事務局長)。

 2日目は「事務局の任務と役割及び役員との育ちあい」をテーマに、今年5月(予定)パンフレットとなる「事務局の任務と役割」の提案と、この間の議論について、平田・中同協事務局次長が報告。その後「5年後のわが同友会事務局は」をテーマにグループ討論し、「労使見解」をベースに、局員の力を引き出す事務局づくりについて意見交換しました。

 最後に、国吉・中同協専務幹事が「事務局あっての同友会。局員が安心して働ける環境整備などに、役員の理解も得ながら事務局長は責任を持って取り組み、強い同友会をつくっていきましょう」と、2日間をまとめ、参加者を励ましました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 1月 15日号から