「同友の森」を全国へ 熊本同友会が第1回記念植樹

熊本記念植樹

 熊本同友会は4月20日、「同友の森づくり」第1回記念植樹を、「広葉樹2000年の森」(阿蘇郡西原村の菊池郡大津町所有林)で行いました。

 熊本同友会では、地下水涵養と環境保全を目的に、2007年9月から大津町と環境保全協定を結び、「同友の森づくり」運動をスタート。5年間で5000本の植樹活動をし、その後7年間で下草刈りなどの保全活動に取り組みます。

 初年度は実行委員会を中心に募金活動を行い、熊本をはじめ全国の同友会会員や会外からの賛同も得て、3月末に単年度目標の1000株分の募金が集まりました。

 当日は、天候にも恵まれ約190人が参加。熊本県、熊本市、大津町など行政からも多数の参加があり、沖縄同友会の東恩納隆副代表理事夫妻も応援に駆けつけました。

 開会にあたり、穴井憲義副代表理事が「この森づくり運動は、世界の環境改善、緑化、地下水、企業の人格育成などにつながる。全国に広げていきましょう」とあいさつ。続いて、菅原時男同友の森づくり実行委員長が運動協力へのお礼を述べ、伊東貢大津町土木総括審議員からは、今後への期待を込めた祝辞がありました。

 その後「同友の森」と書いた標柱を立て、参加者全員でクヌギ、コナラ等の苗木1000本を植樹しました。

 熊本同友会では、引き続き募金活動を続け、運動の拡充を図っていきます。

「中小企業家しんぶん」 2008年 5月 15日号より