地区活動の充実で3000名会員を実現【愛知】

第47回定時総会4月22日

 愛知同友会が設立30周年となる1992年に会員数3000名の目標を掲げて15年。念願の3000名を、4月22日の定時総会当日に達成しました。

 愛知同友会では毎年、44あるすべての地区がそれぞれ増強目標を掲げ、自立的に増強に取り組んでいます。毎年4月上旬に「増強研修会」を開き、地区会長と増強委員を対象に、前年度に増強目標を達成した地区の役員による実践報告をもとにグループ討論。ここで、「何のための増強か」と、各地区の今年度の増強目標数を確認しあいます。

 各地区では、毎月の地区例会に入会対象者(ゲスト)を誘い、入会を勧めます。地区例会の内容が参加した会員にとって満足できるものでないと、ゲストにも自信を持って入会を勧めることができません。そこで、地区役員会で毎回、何を学ぶ例会にするのか、真剣に議論を重ねてきました。その結果が、毎年100名近い純増を5年間続けてきたことに表れているといえます。

 昨年度は22地区が増強目標を達成し、2950名で新年度を迎えました。「県総会の懇親会で3000名の祝杯を」を合言葉に、4月に入ってもさらに増強を進めて迎えた総会当日、見事3000名を突破しました。

 懇親会では、鋤柄修中同協会長から、「経営者が1度掲げた目標を下ろすわけにはいかない。中同協は5万名を目標にしているが、愛知の5000名とどちらが早く達成できるか競争しましょう」と、お祝いと激励の言葉がありました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 5月 15日号より