町田支部(東京)

広域多摩地域に7支部設立へ一歩

 「熱き企業家精神で時代を切り拓(ひら)こう!」と、東京同友会26番目の支部「町田支部」の設立総会が5月23日、ホテルエルシー町田で開かれました。総会には会の内外から72名が出席し、新支部の設立を祝いました。

 町田市は東京の三多摩地域の南端に位置し、神奈川県と隣接する人口約41万人と三多摩では八王子市に次ぐ大きな都市です。また、企業数も3500社あり、中小企業を中心とした商業の町でもあります。

 昨年発表した東京同友会第6次中期ビジョンでは、広域多摩地域に当面7支部程度の支部設立を展望した方向が示されました。これまで三多摩地域を包含していた三多摩支部でも新支部の設立をめざすことを決め、昨年11月には支部設立準備委員会を立ち上げ、隣県の神奈川同友会とも連携、5回の準備委員会と2回の準備例会を開催し準備を進めてきました。

 準備委員会は会員数7名で出発し、設立時には15名となりました。今回の町田支部の設立はその展望を拓くものとして東京同友会あげて応援してきました。

 設立総会では、支部長に速水潤一氏((株)マネージビジネス社長)を選出し、「豊かな町田に貢献する企業と支部をめざそう!」をスローガンとした活動方針を採択。記念講演では、「革新と創造の時代を生きる」と題して、山口義行・立教大学教授が、現在の経済環境の見方や今後の中小企業経営者のあり方、なすべきことなどを熱く語りました。

 支部会員相互の交流推進、例会の定期開催、他支部との交流推進、本部活動への参加などをすすめ、できるだけ早いうちに30名の支部をめざしていきます。

「中小企業家しんぶん」 2008年 6月 15日号より