雇用促進の取り組みを広げよう【関西ブロック障がい者問題担当組織交流会】

 障害の有無にかかわらずだれもが生き生きと暮らし、働ける地域、共生社会づくりで、同友会に対する地域からの期待が高まるなか、「関西ブロック障がい者問題担当組織交流会」が発足しました。すでに委員会などのある大阪、京都、滋賀の同友会を中心に、活動交流、情報交流を進めるとともに、まだ委員会のない同友会にも参加を呼びかけ、委員会の設立を促そうというものです。

 第1回交流会は4月4日に大阪同友会会議室で開かれ、大阪、京都、滋賀に加え、まだ委員会のない和歌山、奈良からも事務局長がそれぞれ参加しました。

 7月4日に滋賀・近江八幡市で開かれた第2回交流会には、大阪、京都、滋賀、奈良、中同協から18名が参加。大阪同友会の(有)奥進システムの奥脇学氏が「わが社と同友会で取り組む障がいを持つ人への雇用促進」と題して報告後、施策情報や各同友会における雇用促進に向けた活動を交流。障全交への積極的な参加も確認しました。

 奈良同友会からは、役員も含め3名が参加するなど、委員会設立の気運が盛り上がり、次回は奈良で交流会を開催することになりました。

 交流会終了後は、滋賀同友会の活動から生まれたソーラー和船に乗り込み、同じく滋賀会員の鮒(ふな)寿司を味わいながら水郷めぐりを楽しみました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 8月 15日号より