会員と深くかかわれる喜び【関東甲信越ブロック支部長交流会】

 第2回関東甲信越ブロック同友会支部長交流会が7月31日、埼玉県さいたま市で開かれ、7同友会と中同協から73名が参加しました。

 広浜泰久中同協幹事長が、「企業を育てる」「学びあえる」「会員が増える」「地域づくりに貢献する」支部づくりについて問題提起したあと、2人の支部長が事例報告を行いました。

 神奈川同友会川崎支部長の堀江裕明氏は、「会員増強目標達成の背景には、会員と営業担当社員が組んでの飛び込み営業による会員増強や、例会数日前に会員にハガキを出し、電話を入れるきめ細かな活動があった」とし、市長を招いての中小企業家サミット、金融機関や大学との関係強化などの幅広い活動も紹介。

 茨城同友会南西支部長・竹村亙氏は冒頭、「皆さん理事会に出るのは楽しいですか。茨城ではみんな理事会に出るのを楽しみにしています」と、元気な茨城同友会をアピール。退会寸前に事務局長から懇願され、会員増強委員長に就任し、何でも腹を割って話せる例会づくりに努めたこと、全国行事に誘いあって参加し、視野が広がってきたことなどを報告しました。

 グループ討論では、それぞれの悩みも出しあい、いい例会づくり、増える支部づくりなどのヒントをつかみ、支部長同士の連帯感を高めました。

 最後に広浜氏が「支部長は活動や会員に深くかかわれる立場にいます。それを負担ではなく喜びに感じられるようにしましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 8月 15日号より