青全交を学びあえる場に~開催地・岩手でグループ長・発表者研修会

 第36回青年経営者全国交流会開催まで1カ月に迫った8月5日、盛岡でグループ長・発表者研修会が行われ、県内各地から50名が参加しました。

 討論テーマは「岩手をどうする?」と「今回の青全交で何を学び自社の経営に生かすか」。それぞれ30分ずつ、短時間でどれだけテーマを深められるかを実践、練習しました。

 問題提起を受けて始まったグループ討論は、いつもの例会とは違った緊張感と熱気にあふれ、全国大会の雰囲気に。各グループともすぐに核心に迫った議論になりました。

 「地方の人口減少は深刻。われわれが本気で地域内に新しい仕事と雇用をつくり続けることしか、地域再生の方法はない」「私たち自身がまず地域でモデルにされる企業になること。同友会で学べばそんな企業になれることを証明したい。青全交はそれを地域に伝える絶好の機会」など、身振り手振りを交え、時には笑いを誘いながら真剣に向き合う姿に青全交を成功させたい、という思いが伝わってきます。

 「真剣に学びあえる場、本音で語りあえる場を岩手につくろう」、これは青全交開催を決意した4年前からめざしてきた思いです。

 「岩手の地で、岩手の素晴らしさを全身で感じていただきたい」。初めての全国大会への大きな期待を胸に、準備は万端です。

「中小企業家しんぶん」 2008年 8月 25日号より