ケッパレ中小企業、地域の発展は同友会で~青森同友会が創立10周年で経営研究集会・祝賀会

元気な青森県をつくろう

 創立10周年を迎えた青森同友会では、「ケッパレ中小企業、地域の発展は同友会で!」をスローガンに、創立記念日の10月23日、第7回経営研究集会と祝賀会、記念パーティーを開催しました。1998年に全国44番目の同友会としてスタート、10年後のこの日、会勢322社で記念日を迎えました。

 10周年を迎えるにあたり、1年前から実行委員会を立ち上げ、記念事業を計画。(1)青森県における同友会運動の10年の歩みを検証し、これからの展望を確認する、(2)会員参画型運営で会員交流と企業づくりに役立つ内容を企画する、(3)市民、産、学、官、金との交流を広げる場に、(4)500社同友会をめざす活動に結びつける、を目的に掲げました。

 その具体化として第7回経営研究集会を計画。基調講演には、「森は海の恋人」で有名な「牡蠣(かき)の森を慕う会」代表の畠山重篤氏を迎え、分科会は、経営理念、女性経営者の実践、産学官連携、地域づくりなど5分科会を設定。当日は、地元の大学生50名も分科会に参加するなど、目標を大きく上回る500名が参加し、10周年祝賀会と記念パーティーが行われました。

 祝賀会は、行政、金融機関などの来賓出席のもと、鏡割りでスタート。交流会では、10周年記念ビデオのお披露目や、来年6月青森で開かれる第13回女性経営者全国交流会のアピール、10周年記念の歌「仲間づくりのマーチ」を参加者全員で合唱し、仲間づくりの課題に挑戦して元気な青森県を創(つく)ることを力強く宣言しました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 11月 5日号より