3段階の会員増強計画(戦略)で年度末700名を目指して【神奈川】

例会を基本に入会へ

40名が参加した全県経営研究集会成功に向けての交流会(10月23日)

 神奈川県も大変厳しい経営環境の影響を受けて、今年度上期の会員数は一進一退、そしてじりじりと後退していく様相でした。

 しかし、各支部では基本に忠実に、経営体験報告+グループ討論を行う例会にオブザーバー(入会対象者)を誘い、着実に入会につなげてきました。

 オブザーバーは1度参加したら最後? 多くの会員から温かい入会勧誘攻勢に合うことになり、支部によって多少の差はあるものの、ほぼ100%入会に至ります。10月に入って、何とか期首会勢612名を回復できました。

全県研究集会の成功に向けて

 そして今年度下期の会員増強運動が始まりました。第一段階、秋の山場は何といっても11月13日開催の第21回全県経営研究集会(in海老名)の成功です。

 10月23日に開催した全県経営研究集会成功に向けての交流会(決起集会)は約40名が参加し、研究集会の動員目標と今年度の会員増強目標の達成に向けての意思統一を図りました。

 「昨年の研究集会に初めて参加し、その場で入会を決意しました。その後、すぐさま経営指針を作成したら支部の役員をすることになり、この1年は目まぐるしい状況でしたが、今は大変充実しています。この喜びを多くの会員やオブザーバーの方に広げていきたい」とは、昨年初めて参加した方の談です。

「テクニカルショウヨコハマ」でアピール

 第2段階は、来年2月に神奈川県や横浜市が主催する神奈川県下最大の工業技術見本市「テクニカルショウヨコハマ」に同友会として出展し、県内の経営者に広くアピールします。

 このテクニカルショウへは毎年出展していましたが、アピールの仕方が弱かった反省を踏まえ、出展ブースをインパクトあるものにし、共に出展する会員企業の参加を増やしてアピールしていく予定です。

西湘地域への支部設立に向けて

 第3段階は、現在の空白地域である西湘地域(小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町等が中心)への支部立ち上げを進めています。11月に第1回世話人会、12月には第5回になる準備例会、そして来年4月までの支部設立をめざします。

 また組織委員会では、西の果ての西湘地域、北の果ての相模原市相模湖町、南の果ての三浦市と今まで空白だった地域に会員が少しずつ増えていく中、「神奈川県端っこ増強戦略」を模索中です。

 これら3段階の会員増強計画(戦略)で、今年度末700名会員を成し遂げようとしている神奈川同友会です。

「中小企業家しんぶん」 2008年 11月 15日号より