福岡同友会地球環境問題委員会では、2009年度中同協総会を期に、CO2削減の取り組みが全国的にキックオフされることを受け、今年度より「エコ対策推進部会」を設けました。
昨年6月の理事会では、(1)福岡同友会として「省エネ活動事業」を推進する(2)福岡県が推進する「エコ事業所宣言」を会員のなかで普及すること、会員数の約30％、650社を登録目標とすることを確認しました。
その後、7月に全会員に「環境と省エネに対する取り組み」のアンケートを実施。9月には福岡県の「エコ事業所宣言」登録希望企業を対象に第1回勉強会を開催。福岡県環境政策課より「エコ事業所宣言」の概要と登録の仕方の説明会と会員企業による「省エネ活動でコスト削減できた事例発表」を行いました。第2回勉強会は11月に開催。「エコ活動がコスト削減と社員の意識改革に繋がる」とのテーマで会員企業2社が報告。現在「エコ事業所宣言」への登録は、314社（福岡県全体では約900社）となっています。
これら省エネ活動は、地球温暖化のストップに貢献するという社会的貢献だけでなく、経営者のみならず社員にもコスト意識を根付かせ、企業の経営改善につながる強い企業づくりとなっています。
「中小企業家しんぶん」 2009年 1月 15日号より
