春爛漫、1万人が音楽に感動~びわこJAZZフェスティバル2009 in 東近江【滋賀】

「びわこJAZZフェスティバル2009in東近江」が4月5日(日)午前11時から東近江市の近江鉄道八日市(ようかいち)駅前市街地で開催され、1万人を越える音楽ファンが集いました。 このフェスティバルは滋賀同友会の創立30周年記念活動として、音楽ライブを通じて地域の人々や組織の協力による本物の街づくりを目指し、地元商工会議所・会議所青年部、青年会議所、商店街など団体と個人ボランティアで実行委員会をつくり、地域力をフルに発揮して開催しました。

 桜もこの日を待っていたかのごとく花を咲かせ、駅前通りやまちかど、商店の店先、公園に酒蔵、市役所駐車場等々、15のステージで100組のバンドがジャズやカントリー、フォークソング、さらには江州音頭までも披露。近江鉄道には「ガチャコンJAZZトレイン」も走行し、街中音楽の中で、春の1日を楽しみました。

 フェスティバルを盛り上げようと、駅前「本町通」の商店街では障がい者就労支援事業所有志が「バザール・ド・東近江」を開催。出店で食を提供し、大にぎわい。「本物バサール」では「自然住宅」・「和のこころ」「食文化」をテーマに住まい、陶芸、和装小物等の展示と滋賀出身のイタリアンシェフによる旬のパスタが販売され大好評でした。

 参加者からは「こんな素晴らしいフェスティバルに参加できて良かったです!感動をありがとう!」「滋賀でこんなイベントが誕生するなんて感動です。来年も期待しています」と声が寄せられ、実行委員会では「来年も東近江で再開しよう」と第2回開催への意を強くしています。

「中小企業家しんぶん」 2009年 4月 25日号より