「成長する機会」に~全国事務局員研修会に36名

 「2009年度全国事務局員研修会」が7月23~25日、福岡同友会会議室で開かれ、17同友会36名(講師、アドバイザー含む)が参加しました。

 今回も、「共に育つ」研修会として、参加した事務局員にそれぞれの事務局長から期待と激励のメッセージが寄せられるとともに、愛知、福岡、熊本の事務局長など6名もアドバイザーとして参加しました。

 1日目は、2つの講義とグループ討論が行われました。第1講は「同友会で、企業と私は変わった」と題して、中村高明・福岡同友会理事が登壇。自らの経営体験に基づき、「同友会がなかったら、私はここにいなかった」と強調するとともに、「事務局は、同友会運動の主体者であり、同友会運動を伝導していってほしい」と語りました。第2講は、當眞永子・沖縄同友会事務局主任が「新卒で入局した10年間の学びと成長」と題して報告しました。

 2日目は、松井清充・中同協事務局長が同友会理念と歴史、事務局の役割について、平田美穂・中同協事務局次長が中同協40周年を踏まえた「同友会運動の到達点」について講義。グループ討論、レポート作成後、夕食会で懇親を深めました。

 3日目は、川畑義行・福岡同友会事務局長(中同協事務局次長)が、「やれることを絞って実践する。自分なりの軸を持つ。会員訪問などで聞きとる力をつける。ビジョンを持つ」など、問題提起しました。

 参加者から「いい仲間に出会えて感謝」「逃げないこと。成長する機会と考えて取り組みたい」など、決意と感想が寄せられました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 8月 25日号より