長崎同友会が商工会議所、商工中金と経営革新セミナーを共催

 9月2日、長崎同友会は経営革新セミナー「企業品質賞受賞企業に学ぶ」を、長崎県経営品質協議会、長崎商工会議所、商工組合中央金庫長崎支店(長崎商工中金会・ユース会)との共催で開き、80名が参加しました。

 第一部は、全国企業品質賞審査委員長の明道弘政氏(金沢工業大学大学院教授)が「受賞企業の現状と動向」について講演。つづいて第2部では、2008年度全国企業品質賞優秀賞を受賞した(株)ニシカワ社長の西川俊行氏(山形同友会会員)が、「我が社の企業品質向上活動」と題して事例報告しました。

 第3部は、明道氏をコーディネーターに、西川氏と、最優秀賞を受賞した九州教具(株)社長の船橋修一氏(長崎同友会会員)をパネリストに、パネルディスカッション。従業員満足度をいかに向上させ、潜在的な取引先・お客様の声を聴き、企業発展に生かしていくか、真剣に聴き入る参加者からは、予想を超える多くの質問が寄せられていました。

 中同協企業変革支援プログラムを広げようと開催したものですが、長崎同友会の松尾代表理事と、長崎県経営品質協議会の代表幹事(長崎商工会議所会頭)、長崎商工中金会会長(長崎商工会議所副会頭)が一堂に会し、「地域経済の発展・地域の活性化」という共通目標をもつ商工団体による初の共催セミナーとして、大きな可能性を示すことができました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 9月 25日号より