企業変革支援プログラムで自社の健康診断を【中同協経営労働委員会】

 中同協経営労働委員会が9月28日、東京のアルカディア市ヶ谷で開かれ、18同友会・中同協から36名が参加しました。

 委員会では、まず「地域づくりに『労使見解』を生かす」をメインテーマに、8月に大阪で開かれた「経営労働問題全国交流会」で開催地実行委員長を務めた山田茂・(株)山田製作所社長が、実行委員長としての学びと実践へ向けた決意を報告。その報告をもとに、グループ討論を行いました。

 山田氏は、「労使見解の実践を通して、経営姿勢を確立し、社員との信頼関係を築くこと」「『対等な労使関係』とは、労働環境整備だけでなく、パートナーとして社長自身がどう成長していくか」など、自身の経験を通じて問題提起しました。

 議事では、今期の経営労働委員長として大野栄一・愛媛同友会代表理事、副委員長に美馬徹・大阪同友会副代表理事、八嶋祐太郎・富山同友会理事、林哲也・香川同友会副代表理事が承認されました。

 また、11月を「企業変革支援プログラムステップ1」普及月間として、全国5000社を目標に、「ステップ1」で「自社の定期健康診断」を行った企業のデータを集めること、そのために、どのように取り組むかなどを意見交換しました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 10月 15日号より