青空に笑いはじける~第2回同友会バリアフリーまつり【宮崎】

楽しい音に誘われて体験コーナーが大人気

 9月19日、宮崎同友会では、「第2回同友会バリアフリーまつり」を開催しました。

 この「同友会バリアフリーまつり」は、障害を持った人たちと同友会会員企業がふれあい、交流することでお互いの持っている可能性を見いだし、今後の工賃向上や就労など自立支援に結びつけるものとして昨年初めて開催。「雨でも決行!」と実行委員会は決めていたものの、2年目も運の強さを発揮し、青空の下の笑い声が大きく響きました。

 今年は、人づくり推進本部が中心となって実行委員会を結成し、準備に取り組みました。昨年のまつりが評判を呼び、今年は、障害福祉サービス事業所の出店は昨年の13施設から19施設に増えました。体験コーナーも、協力会員企業が3社増え、11のコーナーができました。

 人気の木工体験コーナーは、昨年の経験をふまえ、4人の社長が待ちかまえます。スタートと同時に広場には「トンテンカンテン」と金槌の音が響き、近くの住民の方が「楽しい音に誘われて」と会場を訪れました。体験コーナー全体では、昨年の1・7倍の延べ348名が参加。「去年できなかったので楽しみにしていました」と初めてのアレンジフラワーに挑戦する人もいました。

 屋台コーナー、物販コーナーは全て障害福祉サービス事業所の出店です。職員の皆さんと一緒になって施設利用者の方たちも笑顔で販売、接客にがんばりました。

 同友会が開催する「バリアフリーまつり」。会場設営やバザー出品などに協力した会員及びその社員さんは76名と協力の輪が少しずつ広がってきています。

 当初の目的である、障害のある方と企業の経営者、社員さんとが交流する場として、当日会場を訪れる会員企業が増えるような働きかけが今後必要です。

「中小企業家しんぶん」 2009年 10月 15日号より