八尾ロボットフェア2010~モノづくり企業と子どもが合同チーム【大阪】

 2月13日、今年で2回目となる「八尾ロボットフェア2010」が、八尾市内で開かれました。不況感が漂い、開催を見合わせる提案もでるなか、各自治体や関連する協力経済団体、地域住民の期待の声に開催を敢行。午前はロボット操作体験と競技出場ロボットのお披露目、午後から競技が行われました。

 競技では同友会の会員を含む市内のモノづくり企業と子どもとの合同チームのほか、大学チームや日本でのロボットコンテスト出場を熱望していたペルーの大学チームなど、10チームが参加。それぞれ工夫と個性を生かした魅力溢れるロボットたちが登場しました。

 田中誠太・八尾市長のあいさつの後、直径10メートル枠のマスの中に「地元の大和川に見立てた川ゾーン」を配置。4種類の「資源ごみ」を敷き詰め、3分間で回収。難易度に合わせて設けた得点を競い合いました。同友会会員が加わるチームが健闘、準優勝となり参加者をわかせました。

 このフェアは、ロボットへの関心はもちろん、市内のモノづくり企業の存在と技術力を知るよい機会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 2月 25日号より