HoPEが産学官連携功労者~表彰・経済産業大臣賞を受賞【北海道】

HoPE

 北海道同友会の産学官連携研究会「HoPE」が、このほど第8回産学官連携功労者表彰の経済産業大臣賞を受賞しました。

 これは、北海道経済産業局が「中小企業が主役となり、着実に成果に結びつける産学官連携システム」として推薦していたもので、6月5日に国立京都国際会館で開かれた科学・技術フェスタin京都の表彰式には、道内からは会員のほか行政や支援機関から22名がかけつけ、運営委員長の荒磯恒久北大教授、前企画委員長の鴨田秀一氏(前北海道立工業試験場技術支援センター所長)、代表世話人の渡辺民嗣氏(三晃化学(株) 代表取締役)の表彰を見守りました。

 2001年に設立されたHoPEは、同友会会員企業250社と大学や支援機関約30機関の研究者やコーディネーターが参画し、企業ニーズと研究シーズのマッチングと「事業化」を追求してきました。活動は、全体の定例会と、11の専門分野に分かれた研究会を中心に展開されており、これまで、活動の成果として創出された商品・製品化による売上は約28億円、特許出願数も100件以上にのぼっています。

「中小企業家しんぶん」 2010年 6月 25日号より