「人を生かす」で総合実践すすめよう【11月18~19日に全国交流会・人を生かす経営推進協議会】

 5月7日、中同協「人を生かす経営推進協議会」が東京で開かれました。広浜・中同協幹事長と、同協議会を構成する中同協の3つの委員会から、大野・経営労働委員長、前田・共同求人委員長、市原・社員教育副委員長、そしてオブザーバーとして内田・障害者問題委員長など、11名が参加しました。

 まず、中同協副会長の宮崎由至氏(三重同友会相談役理事)によるビデオでの問題提起を受け、「地域の雇用を守る(正規雇用率を上げるために)」「若者が育つ社風づくり」「内需主導型経済へ向け、付加価値を高める」の論点で意見交換を行ったあと、11月に愛媛で開かれる「第2回人を生かす経営全国交流会」の開催内容について論議し、以下のことを確認しました。

 テーマは、「全社一丸、地域とともに生きる企業をめざして~『労使見解』の精神を柱にした企業の総合的実践をすすめよう」。6分科会を設定し、経営指針を実践することが、新卒を採用し、共に育つ社員教育を行うことであるとの認識が深められるものとし、社員の報告も取り入れた分科会や、障害者雇用も行っているような企業の報告も考える、など。

 来年度以降、「人を生かす経営推進協議会」に障害者問題員会も加わる方向で活動することを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 7月 5日号より