紙媒体を生かす広報活動を【中同協広報委員会】

広報委員会

 7月16日、名古屋市において「2010年度第1回中同協広報委員会」が開かれ、12同友会と中同協から32名が参加しました。

委員会では、「紙媒体の強みを生かして~機関紙・誌、対外広報紙の役割と活用~」と題し、実践事例として東京、静岡、京都、大阪が報告。

 つづいて、加藤昌之広報委員長が、「なぜ紙媒体なのか」言葉の重みを感じて、今一度紙媒体の意義を考えることが必要であり、捨てられない機関紙をつくるにはどうしたらよいか議論してほしい、と問題提起、グループ討論で活発な意見が交わされました。

 討論発表では紙媒体とデジタル媒体の違いに触れ、紙媒体の良さや特性を生かした広報を心がけることが確認されました。

 後半では、10月27~28日に山口県で開催される「2010全国広報・情報化交流会」の内容について意見が交わされました。また、「中小企業家しんぶん」やメールマガジン「DoyuNews」、中同協ポータルサイト「DOYUNET」の取り組みや今後予定している企画などについて報告がありました。

 最後に、中同協から個人情報保護および著作権問題について、本人の承諾を得ないでの例会報告のネット配信や経営問題についての詳細掲載などで問題が発生している現状が報告され、「広報活動におけるガイドライン」や「個人情報保護に関する指針」など、諸問題に対するルールを定期的に各会員に周知することを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 8月 15日号より