DOR92号を発行 景気再後退局面入りの可能性、大(2010年7~9月期)

 7~9月期の中同協景況調査結果をまとめた「同友会景況調査報告(DOR)」が発行されました。

 業況判断DI(「好転」マイナス「悪化」)企業割合)は2010年4~6月期のマイナス4から0と改善し、リーマン・ショック後の景気後退からようやく回復。中小企業も1息ついた形ですが、次期見通しではマイナス9と悪化が予想されています。この傾向は日銀短観も同様で、政府のいう「足踏み状態」を超えて、景気後退局面入りの可能性が大きいことを示唆しています。
概要はこちらへ→同友会景況調査(DOR)概要

 今号の「DORの眼」はオプション調査結果を元に、『経営指針こそ航路を指し示す澪標(みおつくし)』と題して鈴木幸明・中同協調査室長が執筆しています。

 DORご希望の方は300円切手同封の上、中同協まで。こちらでも公開しています。

「中小企業家しんぶん」 2010年 11月 5日号より