若者育てる共同求人活動に期待~3省庁・全就研会長と懇談【中同協】

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 中同協共同求人委員会は、7月13日に文部科学省、厚生労働省、経済産業省と懇談し、共同求人活動や学生向け就職サイト「Jobway」の紹介を行い、学生・若者の就職について意見交換しました。

 学生・若者の就職率向上が大きな社会問題となっている中、各省からは共同求人活動に対して、大きな関心・期待が寄せられ、「大手ばかりに目を向けないで、地元に根づいた中小企業に目を向けてと呼びかけている」(厚労省)、「貴会のような取り組みを学生や保護者に伝えていくことで、安心感を広げていくことが大事」(経産省)など積極的な意見が交わされました。

 7月14日には、全国私立大学就職指導研究会(略称・全就研)の長谷川祐正会長(創価大学事務局次長・キャリアセンター部長)を訪問し、懇談しました。長谷川氏からは「地元に帰りたいという学生などにJobwayの活用を勧めている。ぜひ参加企業を増やしてほしい」との意見も出され、和やかに意見交換しました。

 両日とも、懇談には小暮恭一・中同協共同求人副委員長、平田事務局次長、斉藤主任事務局員が参加しました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 8月 15日号より