連携して「労使見解」実践を【中同協・人を生かす経営推進協議会】

 10月5日、中同協「人を生かす経営推進協議会」が東京で開かれました。同協議会を構成する中同協の4つの委員会から、大野・経営労働委員長、前田・共同求人委員長、能登・社員教育副委員長、内田・障害者問題委員長など、13名が参加しました。

 はじめに宮崎由至同協議会代表から「日本経済の再生を中小企業の手で~今こそ『労使見解』の精神を生かして~」のテーマで問題提起がありました。宮崎氏は「大局的視点に立った情勢認識」、「全社一丸の経営で若者が育つ社風づくり」「市場を切りひらき付加価値を高める」などについて、自社の取り組みなども交えながらその重要性を強調しました。

 各委員会からの報告の後、「どのように連携して『人を生かす経営』をすすめるか」について意見交換を行いました。現在の若者の状況や、各社の課題なども含めて活発な議論が交わされ、次回も引き続き「若者が育つ社会」づくりなどについて論議することを確認しました。

 また、来年愛知で開かれる「第3回人を生かす経営全国交流会」の方向性について論議し、引き続き各委員会などで検討していくことを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 5日号より