支部づくりと会員増強を~第7回四国地方連携交流会を愛媛で開催

 第7回四国地方連携交流会が、9月28日に愛媛県四国中央市で開かれ、4同友会・中同協より35名が参加しました。

 冒頭、大野栄一愛媛同友会代表理事が「景況感に回復の兆しが見えないなかで、震災後の東北地方の仲間の頑張りには、逆に励まされます。中小企業の頑張りこそが、地域活性化の源であると実感する今日この頃です。これからは企業においても、同友会においても連携が大切です。本日の交流会を有意義なものにしてまいりましょう」と開会のあいさつがありました。

 続いて、四国同友会代表によるパネルディスカッションを行いました。パネラーは、野田勝利香川同友会代表理事、佐々木雅信徳島同友会事務局長、渡邊基文高知同友会代表理事、服部豊正愛媛同友会代表理事の4名で、明石光喜香川同友会代表理事が座長を務め、支部づくりを通した同友会運動について、各同友会から実践報告が行われました。

 その後「中小企業振興基本条例・例会・幹事会・グループ会を通して、求められる支部づくりとは」のテーマによるグループ討論で学びを深めました。

 まとめにたった三宅昭二中同協副会長は「各同友会、各支部で活動のスタイルは異なりますが、共通しているのは、学び実践し自ら体現者となるという、同友会運動を推進するリーダーとしての役割の重要性です。自分に何が欠けているのか、所属する支部に何が欠けているのか、といった視点で今回の学びを大いに生かしていって下さい」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 5日号より