秋田で初の経営研究集会を開催~創立7年目、182名が参加【秋田】

 2011年10月17日、秋田同友会が創立7年目にして初めて取り組んだ「2011秋田経営研究集会」が秋田キャッスルホテルを会場に開催されました。

 当日は来賓8名、他県同友会から15名、ゲスト28名を合わせて、総勢182名の参加者が集いました。

 基調講演には(株)八木澤商店代表取締役河野通洋氏(岩手同友会)。「経営戦略」を課題とした第1分科会には、マルキチ食品(株)代表取締役会長金子宏氏(北海道同友会)。「社員共育・共同求人」を課題とした第2分科会には(株)ヴィ・クルー代表取締役佐藤全氏(宮城同友会)。「経営理念」を課題にした第3分科会には、秋田同友会3名の代表理事がパネリストとして報告。それぞれ熱心な学びあいが行われました。

今こそ自社の存続・発展に全力を傾けよう

 今回のテーマである「今こそ自社の存続・発展に全力を傾けよう」にむけて 基調講演、各分科会から学べた事を大きな力として、実践へと舵取りをしていくことが確認され、今年度300社会員を達成するべく、同友会の仲間作りに動き出しました。

 アンケートには、「働きがいを持って仕事をすることの大事さを知った」「中小企業経営者の役割・覚悟を再確認した」「基調講演、分科会での学びは自分と基本的な考え方に大きな違いがなく、自分も大いに確信を持てた」「地域活性化、再生のために各社がいかにして雇用を増やしていくのか。この課題を真正面から取り組もうという意気込みが伝わってきた研究集会であった」などの感想が寄せられました。その後の懇親会には137名が参加し、ゲストの皆さんや報告者の皆さんと大いに語りあう姿が見られました。

「絆」のシンボル・オブジェ

 また、東北6県同友会が、絆を結び、強め、互いに学びあい、援けあう活動「絆プロジェクト」として取り組んでいくにあたり、シンボル・オブジエが、青森同友会会員さんからのご好意の下、会場に飾られました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 1月 15日号より