激変の時代の 企業づくり、同友会づくりを論議【2012中日本ブロック代表者会議】

 2012中日本ブロック代表者会議が5月9~10日に静岡市で開催され、7同友会・中同協より32名が参加しました。

 激変の時代における代表役員の役割を企業づくり、同友会づくりの両面から深めるともに、「企業変革支援プログラム」を企業実践にいかに活用するかを交流。中小企業憲章や条例の今後の展望について意見交換するなど、2日間にわたっておおいに学び合い、交流を深めました。

 冒頭、宮崎由至中同協副会長が「今は時代のターニングポイント。私たちは自社の売りを自覚し、誇りを持って訴えていくことが必要」とあいさつ。

 続いて服部一彌三重同友会代表理事((株)ハツメック代表取締役)が、「同友会活動と企業経営は車の両輪」のテーマで基調報告を行いました。新規事業に果敢に取り組んできた経緯や、同友会で学んだことを企業で実践し、企業改革に挑み続けてきた話は、参加者の共感を呼びました。

 2日目は、加藤明彦愛知同友会代表理事(エイベックス(株)代表取締役会長)が「企業変革支援プログラムの自社での活用実践」と題して問題提起。自社の具体的な取り組みを紹介しながら、「企業変革支援プログラム」活用の重要性を強調しました。

 杉村征郎中同協憲章・条例推進副本部長は「中小企業憲章実現と条例制定」について提起。6月の憲章推進月間や条例制定の取り組みなどについて全体で意見交換を行いました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 5月 25日号より