今まさに青年部としての組織が必要とされていると実感~首都圏同友会の青年部が「第1回首都圏サミット」開催

【変革と挑戦―各同友会の実践事例から】18

 各同友会の実践事例を紹介する本シリーズ。今回は首都圏同友会青年部の「第1回 首都圏青年部サミット」の取り組みを紹介します。

 5月24日東京にて、首都圏の同友会(埼玉、千葉、東京、神奈川)青年部の代表者や青年部担当役員があつまり、首都圏同友会青年部の「第1回 首都圏サミット」が参加者15名で開催されました。

 第1回目は、それぞれの同友会における現在の組織や活動状況について、また今後の活動内容について意見交換を行いました。

 特にこれから青年部を設立する千葉同友会や埼玉同友会の参加者からは多くの疑問や悩みが出され、活発に意見交換をしました。「今まさに青年部としての組織が必要とされていると実感した」との感想もあり、地域や同友会での青年部活動の現状や意義が全体で共有されました。

 今後は3カ月に1回のペースで継続的に開催しつつ、首都圏各同友会青年部が開催する例会やイベントへの参加を中心に行い、これから設立する千葉同友会や埼玉同友会の青年部へのさまざまな支援などを行うことも確認されました。

 首都圏青年部サミットは経営体験の交流やビジネスネットワークの拡充など横断的な交流を目的に、これまで青年部や同友会を通じて学んだことを自社にどう活(い)かしてきたのかなどをお互いに学ぶ予定。首都圏同友会の青年経営者のネットワークをつくり、お互い連携しながら交流を深めていくこととしています。

 2013年には東京で青年経営者全国交流会が開催されることもあり、首都圏の青年部、青年経営者の連携は一層深まっています。

 なお第2回は千葉県同友会「青年部」設立記念例会が予定されている9月14日に、千葉で開催されることが確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 6月 15日号より