憲章を広め、会員を増やしていこう!【第3回関東甲信越ブロック代表者会議】

 第3回関東甲信越ブロック代表者会議が6月14~15日に横浜市で開催され、9同友会・中同協、中小企業庁、横浜市経済局中小企業振興部より57名が参加しました。

 中小企業憲章と条例を各地でどのように広げ、地域や自社にどう生かしていくのかを学び合うとともに、それを担う同友会づくり、支部づくりの現状と課題を出しあい、関東甲信越ブロック全体で7035名の会員をさらに増やし、組織率を高めていこうと交流を深めました。

 冒頭、湯本良一中同協副会長が「金融機関に中小企業憲章パンフレットがあった。憲章は少しずつ広まっている。同友会が中核となり、みんなが力を合わせ、さらに広げていこう」とあいさつ。

 1日目は、特別報告として「中小企業を取り巻く環境と中小企業憲章」と題し、中小企業庁事業環境部企画課長間宮淑夫氏が報告する予定でしたが、国会のため急きょ代理で事業環境部企画課企画調整係長市川博規氏より報告がありました。「中小企業憲章は中小企業施策の憲法とよべるもの。パンフは30万部を発行し、普及につとめている」とあり、中小企業施策の具体的な話がありました。

 その後、千葉同友会事務局長川西洋史氏より「条例を地域でどう生かしていくか」について報告があり、グループ討論で交流をふかめました。

 2日目は、「支部づくりの現状と課題」を長野同友会副代表理事松井利光氏、「会員増強戦略の現状と課題」を神奈川同友会副代表理事・組織委員長小林雅人氏より報告があり、各同友会の支部づくりや会員増強の経験を交流しました。

 まとめとして湯本中同協副会長より「リーダーを育てるのではなく、自らがリーダーであることを忘れてはいけない。リーダーがそれぞれつながりを強めて、明るい未来をつくっていこう」と参加者を激励。会員増強では毎年少しずつでも前進していこうと誓い合いました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 7月 5日号より