信念を持ち、連携を 全国事務局リーダー研修交流会に53名【中同協】

 「事務局も1人で悩まないで、相互に研鑚し、連帯していこう」と、7月13~14日、中同協総会終了後の岐阜で、「全国事務局リーダー研修交流会」が開かれ、24同友会と中同協から53名が参加しました。

 「企業をつくり地域をつくる同友会の事務局リーダーとして」と題して、愛媛同友会設立時から事務局長を務めた鎌田哲雄氏が、愛媛同友会の組織戦略や自らの失敗談も交え、生きざまを語りながら問題提起。「組織としての事務局の存在意義を自覚し、会員の実践や全国の教訓に謙虚に学び、具体的な目標や信念、運動への見解を持つことが大事である」と強調しました。

 2日目は、瓜田靖中同協政策局長が、対外的にも期待されている同友会の政策活動のあるべき姿と事務局の役割について、Q&A方式政策対応メモをもとに報告しました。

 両日とも報告の後にグループ討論が行われ、「リーダーが事務局としての生きざまを見せること」「組織としての事務局の一丸体制をつくる」「政策活動は身近なものであり、支部のある地域を愛し、調べ、課題を明確にしながら企業づくりを進めていく」「事務局員として、会員の抱えている経営課題を集約しながら、進めていく」など、積極的な決意が語られました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 8月 5日号より