8月23日、東京で中同協第1回常任幹事会が開かれ、41同友会から99名が出席しました。
開会あいさつで鋤柄中同協会長は、「NHKラジオ『ビジネス展望』で嘉悦大学の黒瀬直宏教授が、この度の『日本再生戦略』に中小企業が位置づけられていると話されていました。確かに、日本再生のための具体策の1つに『中小企業活力倍増プロジェクト』などが書かれています。中小企業憲章が閣議決定され、私たちが活用の取り組みを広げたからこそ、『日本再生戦略』に位置づけられました。このことを確信にしたいと思います」と述べました。
会議では経過・活動報告の後、第15回女性経営者全国交流会と中同協第44回総会のまとめと収支決算報告などを承認。第40回青年経営者全国交流会（島根）の参加状況の確認や第43回中小企業問題全国研究集会（福岡）の概要なども承認されました。
また、6月の中小企業憲章推進月間が全国的に取り組まれ、対外関係の広がりなど画期的な成果を生み出したことも報告されました。来る総選挙の候補者に憲章の国会決議をアピールする文書を届ける活動が提起され、了承。東日本大震災からの復興に向けて、研究グループを設置することも承認されました。
「中小企業家しんぶん」 2012年 9月 5日号より
