長崎同友会40周年~経営フォーラムに400名が参加

 10月6日、長崎同友会創立40周年記念事業として経営フォーラム、40周年記念式典が行われました。

 当日は行政をはじめ、諸団体、金融機関などの来賓約20名と他県同友会の会員、地元長崎同友会の会員を合わせて400名を超す参加があり、過去最大規模の取り組みとなりました。

 式典に先立ち、フォーラムでは北海道(釧路)、岩手、鹿児島、沖縄から報告者を招き、それぞれ「憲章・条例」「労使見解」「経営指針」「障がい者問題」をテーマにした分科会を開催。

 続いて(株)ジャパネットたかた社長の高田明氏が、「夢 持ち続け 日々精進」のテーマで記念講演を行いました。会場は立ち見が出るほど盛況で、参加者はまさに人間尊重経営と言える企業経営についての内容に熱心に耳を傾け、多くの学びと気付き、今後の会社経営への勇気を得ることができました。

 式典では松尾慶一長崎同友会代表理事(白山陶器(株)社長)があいさつ。冒頭に「わが社が生き残るためにも同友会の存在が必要不可欠」とのべ、今後の長崎経済、会勢の発展のために全員の力を合わせる重要さや、「長崎での全国大会開催」に向けた決意をのべました。松井中同協専務幹事の祝辞の後、当日出席した歴代代表理事4人に感謝状と記念品の贈呈が行われました。

 式典後の記念祝賀会では会員同士がさまざまな意見交換を活発に行い、また記念講演を終えた高田社長のもとへ記念写真の列ができるなど思い思いの時間を過ごしました。

 長崎同友会40周年記念事業は記念式典、記念講演など充実した内容で、新たな結束と決意を固める貴重な時間となりました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 11月 5日号より