転換期を乗り切る企業と同友会づくりを【関西ブロック支部長交流会・代表者会議】

 4月11日に関西ブロック支部長交流会(6同友会128名)、12日に同代表者会議(同40名)が滋賀県草津市で開かれ、参加者は「転換期を乗り切る企業と同友会をつくるために」のテーマのもと熱心に学びあいました。

 支部長交流会では、田中信吾中同協副会長があいさつを兼ねて問題提起。「同友会に入っているのは、会社を良くするため。そのためにも支部活動では本質を学び、本質で話ができるようにすることが重要」と提起しました。

 続いて「『強い会社』『よい会社』づくりを進めるための支部(長)の役割と活動」のテーマで兵庫同友会東神戸支部長の長谷川哲也氏、同神戸中央支部長の戸田克己氏が事例報告。「顔」と企業の見える小グループ(ブロック)活動の展開や、運営主義にならないための支部内の仕組みづくりなどについて報告がありました。

 グループ討論では支部長の役割や課題などについて活発な意見交換が行われました。その後、各同友会から1名ずつ支部長が決意表明。「支部づくりと会社づくりは一緒だとわかった。必ず会社もよくしていこうと決意することができた」「支部の会員と日常的なかかわりを持つよう努めていきたい」など、和やかな雰囲気の中、力強い決意が表明されました。

 翌日に行われた代表者会議では、「企業づくりと憲章・条例運動の推進~八尾支部の事例と大阪同友会の取り組み」と題して、大阪同友会大阪南東ブロック長の藤原義春氏、同憲章・条例推進部長の杉原五郎氏が問題提起。グループ討論で「企業づくりと地域づくり、そして同友会づくりをいかに結びつけていくか」などについて論議を深め合いました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 5月 15日号より