「インターンシップ等の推進にかかる相互連携協力に関する協定書」を県、教委、同友会が締結【徳島】

 6月26日 徳島県と、徳島県教育委員会、そして徳島同友会の3者による「インターンシップ等の推進にかかる相互連携協力に関する協定書」を締結しました(=写真)。

 県内の就職率は大学91%、高校98%と高いのですが、3年後の離職率が大学40%高校38%と高い状況です。早期離職は、就職した方はもちろん企業や県にとっても、損失です。

 そこで、若い時から職業観、就職観を持ってもらいたいとの思いや、県内での就職希望者が多いにもかかわらず、県内企業が学生や先生方にも知られていない現状を踏まえ、職場体験やインターンシップなどを通じて、地元企業を知ってもらい、働く意欲や、生きる力を養うことを、3者で協力することとしました。

 この協定書は、「中小企業憲章」と「経済飛躍のための中小企業の振興に関する条例」の身近なところでの展開となっています。また、インターンシップなどを通して、児童生徒などと企業・経営者・社員が共に学び、共に育つ「共育」を推進することを掲げ、産業人材共育会議を設置し、協議し実施することが特徴となっています。

「中小企業家しんぶん」 2013年 7月 25日号より