協力・提携して県内中小企業支援を~県信用保証協会と「覚書」を締結【秋田】

 秋田同友会は、7月4日、秋田県信用保証協会と「中小企業等支援に関する覚書」に調印・締結しました。同日には両者の共催で「企業連携・仕事づくりセミナー」を開催しました。

 「覚書」には、信用保証協会と秋田同友会が連携・協力して県内企業の経営支援などに取り組むことが明記されています。

 同日、午後4時からアキタパークホテルで行われた調印式には、秋田県信用保証協会から小林憲一会長、高橋孝弘常務理事、田中一博常勤理事、木村寿常勤理事が出席。秋田同友会からは、齊藤民一代表理事、佐田博代表理事、児玉修代表理事、永井健常任理事・政策委員長が出席しました。

 また、調印式に続いて、秋田同友会と信用保証協会の共催で「企業連携・仕事づくりセミナー」を開催。講師には、MDファクトリーHS(株)代表取締役社長の川端政子氏(東京同友会墨田支部副支部長)を招きました。セミナーには、信用保証協会からも16名の役員・職員が出席し、グループ討論と懇親会にも参加。秋田同友会の会員とゲストも含めて73名の参加がありました。

 出席した会員からは、「信用保証協会から、力強い支援をしていただけることを初めて知った」という声も聞かれました。信用保証協会の木村常勤理事からは「県内企業を数多く訪問し、現在の経営の課題など、お話しを伺いたい。協会の役割は中小企業の経営支援なので、警戒せずに気軽にお会いいただきたい」と、あたたかいメッセージが寄せられました。

 「覚書」を締結したことによって、より一層強い協力体制が創られ、経営支援にも厚みが加わることが期待されています。

「中小企業家しんぶん」 2013年 8月 15日号より